少女と老女のポルカ

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衣装で参加させてもらったメンバー田坂めんのお芝居を見てきた。
阿佐ヶ谷は七夕祭りが綺麗。

始まる前はなんだか緊張してしまった。
気持ちは完全にスタッフ側で、
この表現がここにいるお客さんにどう伝わり、消化されるのか。
不安と期待で緊張。
出ないのに。

役者さん含めスタッフさん達と少しお近づきになった分、
このお話が愛おしくて仕方なくなった。

女の子を田坂めんが演じる。
老婆を後藤さんが。
そしてその二人を見守る男の人たち。
その雰囲気全部が優しくて、せつなくて、懐かしい。

自分が小学生だったころ。
あの不安定さとか、プライド。
沢山の事を思い出した。
忘れていたこと。
忘れたがっていたことも。

いろんなベクトルはあっても、言いたい事はいつだってひとつだ。
「生きて欲しい」

とても気持ちが暖かくなるお芝居だった。
女って大変だけど、幸せな生き物だ。