昨日はねむれなくて
空をみていた。
ひたすら

星が大気のゆらぎをうけてきらきらとまたたく
あの日の空を思い出す
嬉しくなる
そして悲しくなる

一瞬の静寂

夜空に一筋の傷


無言で消えていく


一瞬の輝き
命の消滅

そんなものなのかも
自分も

一瞬
刹那

音もなく光って消える

けれど、そこに永遠がある


夜空につけられた傷は
癒えるのかな

いつか