にんげんのかんじょうというもの

最近とある女の子達の手記を読んでいる。
お風呂に半身浴しながら20分くらい毎日。
分厚い本だけどこつこつ読む。

いろんな女の子のいろんな生き様。
実際に体験したこと、
つらかったことや楽しかったこと、
それは排水溝に吸い込まれて落ちていくような恐ろしい感覚もあり、
万華鏡のようにきらきらときらめくような。
綺麗だけど悲しいような、
怖いような幸せなような、いろんな感情のかけら。
人生。


今日ふと読んだ手記に
泣いてしまった。

お風呂で泣くというのは非常に効率がいい。
ただ声が出せないのはつらいけど。

なんで泣いたのか。

たぶん自分と重なったからだ。
その子の悲しい出来事や別れや幸せを、
手にとるように想像できてしまったから。

10年前には分からなかったことが
いろんな経験を通して分かる。

分かるということはとても重要なことだけど、
痛みを知るのはとても怖い事だ。
痛みが分かると恐れてしまうから。

何かに執着することも怖い事だと思う。
それがなくなったら生きていけなくなる。

大切なものを手に入れても、
それがいつかなくなってしまうんじゃないかと
怖くなるからだ。

だったら最初からいらないって思う。
臆病者なんだと思う。

何が言いたいのかよく分からなくなってきたけど、

人間の感情というやつはとてもやっかいで
面白くて楽しくて最高に悲しくて滑稽なものだなあと
なんとなく思う夜。



今回の舞台では恋をしている役所なので
女の生き様とか、恋愛とか、強さとか弱さとか、
いろんなことに思いめぐらしている。。

しかしまだまだ未熟者の私には、
まだまだ修行が必要なのです。

ううう
がんばるー


ひとまず
寝よう。。