賢治草双

宮沢賢治が好きだ。
彼の世界にはとてつもなく惹かれる。

パロル社という出版社が出している挿絵付きの賢治本が特にお気に入り。
図書館で「賢治宇宙」という詩集を借りたのがきっかけだ。

言葉に絵が付いたものはイメージが限定されるからどうかと思っていたけど、これは許せてしまう。
賢治さんの世界にある独特の「静けさ」が感じられる。絵から。

そしてこのたび仕事場から目白の稽古場まで歩く道すがら、素敵な古本屋を発見。
においも空間も申し分なし。

そこでまたパロル社の「賢治草双」という小説と絵の入った本を発見!
買いましたわ。やっぱり1頁ごとに静けさがある。気がする。
でも激しさもある。気がする。

賢治さんが好きな方。お薦めです。
やっぱりデータでなく本だから伝わる「コトバ」があると思う。