信じる

私はどうやら芝居の時に相手の目を見るのが苦手らしい。
今回たか子さんと絡みが多いのだが、
「ゆきちは私の目を見ない〜」と言われてしまった。しゅん。
どこかしらで力を逃がす行動をしてしまう。
それが今は目線なのかなぁ。
前は手だった。
手だけ「余る」
余計な力が入るのだ。

そんなこんなで今日はたか子さんの、
「目と目を合わせてうふふ作戦」を決行した。
芝居中ずっと目を見るというものだ。
ついそらしたり、そらしたり、そらしたり、、、
くるしい、、、
でも目を見られてるとスキが作れなくて、
全部お見通しよ!って言われてる感じで、
逃げられなくて、

かなり芯をついたセリフのところで、
ぐわっ
・・・っときてしまった。
何かが。
押し寄せてきてやりきれなくて、涙が出た。
いや目を見なきゃいけないからじゃないですよ。
感情の波が。

不可能かもしれないことを、
大丈夫と言って元気付ける。
その根拠はどこから?
その純粋な、神聖な、
理由もなく、ただ誰かを勇気づけたいと。
笑って欲しいと思える気持ち。
きれいな感情はどこから?

そんなこんなで悩んでおります。「稲穂の雨」
でも何か見つかりそうかも。