傷つくものたち
みっしーの芝居を見に行った。
多重人格。
このテーマは私の中にも重くのしかかっている。
数年前養成所にいたころ。
親しい友人がいた。
彼女は実は多重人格者で、
10人くらいが共存していた。
私と普段良く話すのは男の子だった。
とてもいい子で大好きな友達だ。
あるとき発作が起きた。
公園で課題の練習中に過呼吸になってしまった。
別人格のしかも一番凶暴な人がでてきてしまって、
救急車を呼んだ。
彼女の叫び声と、救急車の音。
今でも耳にやきついてる。
自分ではどうしようもできない苦しみ。
誰にも迷惑かけたくないのに、かかってしまう。
なんて辛いことなんだろう。
彼女の痛みを、私はどこまで分かってあげられるんだろう。
そうなってしまった原因。
だれが償えるんだろう。
秋の風を感じるとあのころを思い出す。
元気にしてるかな。。