家族の風景・ハナレグミ

家族

いったいそれは何なんだろう

あたりまえのようで
あたりまえでない

どこにでもあって
どこにもないような



ハナレグミの歌が好きだ
最近「家族の風景」という曲が頭を離れない

ハイライトもウイスキーグラスもないけど

やっぱり

家族だったんだな
と思う
あの日々

それぞれの暮らしの中で

息づいていく何か

それはたまらなく切なくて悲しくて日常のようで非日常で
優しくて愛しい


秋になると悲しくなってしまうのは
そんな風景を思い出すからだ
と思う

潜在意識に息づく記憶

遠くにいる人を想うこと